2020年4月アーカイブ
スマイルゼミの返金保証!
スマイルゼミは約2週間の全額返金保証があります!気に入らなかった場合、電話一本で返金してくれますので安心です
スマイルゼミの特徴!
紙教材での学習を、タブレットでどう学ばせるかではなく、タブレットで本当に子どもが理解できる学習法は何がベストか? それを突き詰めたのが、「スマイルゼミ」です。
小学校入学までに身につけておきたい力はたくさんあります。
でも、本当に大切なのは「できることの多さ」ではなく、「やればできる」経験を たくさん積み、次につながる自信を育むこと。
「学ぶ楽しさ」を知り、 自ら学ぶ姿勢を育むこと。
そのためのお手伝いを、と生まれたのがスマイルゼミ 幼児コースです
中国語検定は3月・6月・11月...と、1年に3回実施されます。参加申し込み期間は、それぞれ試験日の約2ヶ月前から1ヶ月前まで、締切日の消印有効となっています。また中検1級の1次試験は、11月にのみ行なわれ、合格者は翌年1月の面接試験に進むことができます。受験日や申込期間・受験会場は年によって若干の変更がありますので、事前に日本中国語検定協会のホームページ(http://www.chuken.gr.jp/)にて確認するとよいでしょう。こちらのページには、試験の実施時間帯やそれぞれの級の受験料などの情報も掲載されています。
さて、それでは気になる試験の事前準備について説明します。まず使用テキストですが、光生館刊・中検研究会編集の『中検○○級問題集』がお勧めです。このシリーズは年ごとに改訂され、過去数回分の試験問題と模擬試験1問から構成されています。中検は毎回の出題形式がほぼ同じである上、登場する単語にもある程度の規則性がある試験なので、この問題集による過去問研究は必須作業と言えるでしょう。それぞれの問題に関する回答解説は、この種の参考書としてはかなり丁寧で適切です。ほか、巻末に付録されている中検の試験概要、及び該当級での使用単語「小事典」は事前学習の上でかなり有用ですので、忘れずに活用してみてください。
学習の開始は、大体1ヶ月前くらいからでよいと思います。まずは叩き台として、自分が受験したい級の過去問題を準備無しで解いてみましょう。この段階では自分の点数にガックリくることもあると思いますが、めげてはいけません。正解率が4~6割程度なら、今後の学習次第で充分に挽回可能なので心配は無用です。また、おおむね7~8割が正解であれば、合格はほぼ確実なので、更に上の級に目標を変更するのもいいでしょう。
次に回答結果を分析し、文法・読解・リスニングなど、苦手箇所を集中して勉強します。ここで、関連する分野のその他の市販問題集を使用するのも良いかもしれません。また、2級から登場する作文が苦手である場合は、いきなり作文の練習を始めるまえに、まずは文法を復習することから進めていきましょう。文法事項に関しては、『中検○○級問題集』の回答解説欄が一番いいテキストです。何度も問題を解き、間違えた問題と、"正解したけれどよく理解していない問題"について、徹底して解説欄を見直します。積極的にノート整理を行なうことも重要な学習方法となります。ただし色ペンを多用しすぎるなど、ノート作りそれ自体を目的化してしまうと、学習効率が下がるので注意しましょう。
2週間前になったら、リスニングや作文などの「活きた」中国語を必要とされる分野について、集中的に準備を開始します。なるべく多くの文章を作文し、ネイティブに添削してもらったり、『中国語ジャーナル』などのCDを聴き続けるのがいいでしょう。スピードラーニング中国語などもよいでしょう。学校や仕事の時間以外、試験日まで可能な限り中国語漬けの生活を送るのが理想的です。
試験の1週間前からは、ひたすら過去問を解き、答えを見直します。問題集のリスニング試験は、一度解いてそのままにしてしまうことが多いのですが、ここではあえて問題文のストーリーを覚えてしまうくらいまで何度も聴き続けましょう。リスニング問題については、試験ごとの単語・文法の重複(簡単に言えば、使いまわし)が特に多いからです。
試験当日は、時間に余裕を持って会場へ向かいましょう。腕時計やエンピツ・消しゴムは資格試験の必携品なのですが、なぜか忘れがちなもの。これらを現地調達しても、開始時刻に充分間に合うくらいの時間と心の余裕を持つことができれば、試験もきっとうまくゆくことでしょう。気になる合否結果は、試験日の約1ヵ月後に郵送されてきます。
ところで、関連資格であるHSK初中級試験は、毎年5月と10月に実施されています。それぞれが中検の試験日のちょうど1ヶ月ほど前に行なわれるため、連続受験してみるのもいいでしょう。リスニング分野については、HSKのほうが難易度が高めになっています。あらかじめHSKで話される中国語の速度に慣れておくと、後に控える中検の受験がかなり楽になるはずです。
中検3級の取得は、中国語の一般事項をマスターしている証明となります。いわゆる「中国語ができる」人の最低限のラインとなり、就職・転職活動で資格として評価されるのもこのレベルからです。ある程度の準備と学習時間が必要とされますが、大学の第二外国語として二年間みっちりと中国語を学んできた人であれば、合格は充分に可能です。自分のこれまでの学習の証として、トライしてみてはいかがでしょうか?
さて、まずは3級のリスニング問題について概観しましょう。リスニングは大きく二部に分かれていますが、どちらも中国語による単発の質問を耳で聞き取り、四つの回答のうち一つを選んでマークする方式となっています。ただ、ひとつめの大問の方がテープの聞き取りに依拠する割合が高く、回答となるそれぞれの選択肢についても、読み上げられる中国語を聞いて選ばなくてはなりません。中国語の学習をある程度進めると、漢字を目で追うだけで「なんとなく」理解したような気になってしまいがちなのですが、それではこの問題の突破は困難となるでしょう。正しい発音を意識し、頭に入れた上で試験に臨むことが求められます。問題の内容は、課題文の内容についての5W1Hを尋ねられることが多いため、4級への試験対策と同じく辞書や教科書の例文暗唱が効果的です。
次に筆記試験ですが、3級については発音・マーク選択式の平易な日中翻訳・単語の穴埋め・文章の並び替え・文法要素の強い読解問題の五部分に分かれています。中検の他の級と比べ、全体的に文法事項そのものを聞いてくる問題が目立つ傾向があります。ただし、尋ねられるのはあくまでも「中国語の一般事項」のレベルにとどまり、英語で言えば中学校程度の文法知識に相当する問題です。中国語検定3級くらいまでは、特殊な勉強法を探したりせず、力押しで取り組んでも、かける時間と努力次第で充分に結果を出すことができるでしょう。4級と同じく、高校受験の英語テスト対策の勉強法を意識して学習するのが、最も効果的な対策かも知れません。また、3級の並び替え問題に登場するレベルの文章について、ひとつ上位の2級試験の中では作文することを要求されることも、覚えておいて損はないでしょう。
ある程度中国語の基礎を勉強した上で、中国に一ヶ月前後の短期語学研修に行くなどすれば、学習歴一年前後で中検3級に合格することもできます。学生の方などで、今後に長期留学などを経て中国語のエキスパートを目指す目標を持っているのであれば、ぜひとも「一年で3級合格」にチェレンジしてみてください。
中検2級(旧.準2級)に合格するレベルになると、日常会話での不自由は少なくなり、書類の読み書きなどビジネスの現場で中国語を使うこともできるようになるでしょう。
2級のリスニングは、3級と同じくマークシート方式となります。ただし、出題内容のレベルはぐっと上がり、中国人の姓名や中国国内の省名・その旧名など、単なる語学能力にとどまらない中国文化への知識・理解も問われるようになってきます。また、外来語やことわざが問題文の中に現われたり、時事的な内容が含まれたりするなど、中国語の応用力を試すような問題が目立ちはじめるのも大きな特徴です。中国語学習雑誌『中国語ジャーナル』や『聴く中国語』に付録されているCDには、ちょうど2級のリスニング試験と同じか、それよりも少し高いくらいのレベルの文章が収録されています。これらを雑誌の本文と見比べながらよく聴き、わからなかったり聴き取れなかったりした単語をコツコツ復習することが、有効な2級リスニング対策かと思います。
また筆記ですが、3級との最大の違いは、発音問題の数が減った代わりに長文読解の大問が加わり、更に中国語作文が出題されるようになったことでしょう。文法面では3級で習得した基礎事項をしっかり押さえれば大丈夫なのですが、長文問題などにおける単語や話題は、かなり高度なものになります。ほぼ同一の文法事項に関して、基礎を問うのが3級、応用事項や実践運用にまで踏み込んで聞いてくるのが2級・・・、と考えるとわかりやすいでしょう。単なる文法事項の知識だけではなく、日頃から中国語の読み書きをどれだけ行なっているかが合否の分かれ目です。
2級から登場する作文問題については、留学生や同僚・知人など誰でも良いので、ぜひ中国人の方に自分の書いたものを見せて指導してもらってください。ぜひ実行してほしい勉強法は、小学校高学年~中学生レベルの国語の教科書を、毎週中国語に翻訳して添削してもらうことです。これを継続し、予復習をしっかり行なえば、読み・書き・文法の実力が一気に伸びることでしょう。レベルにある程度の自信がついたら、「天声人語」などの翻訳にチャレンジしてみるのもいいかもしれません。
中国語運用の中級者以上を目指す際に重要なことは、電子辞書やパソコンに頼り過ぎないことです。中検2級からは、正確な漢字と文章を書かせたり、単語の細かい意味を答えたりする問題が増えてきます。最近はChinese Writerなどの優秀な中国語入力・翻訳ソフトが出ているため、ついついデジタルに頼ってしまいがちですが、中検突破の鍵はあくまで「手で書く時の感覚」にあるのです。
TOEICとは
今日、TOEICを知らない人はいないでしょう。TOEICの略称は「Test Of English for International Communication」で、最後の2文字が示すように、国際的な場において、英語でどの程度のコミュニケーションが取れるのかを評価するテストです。
わが国では、英語力を客観的に示す資格として英検と共に広く認知されており、数多くの人々が受験しています。
問題構成
TOEICの問題は全200問で、990点満点です。テスト問題には英語以外の言語は表記されておらず、問題を読む時点で英語力が測定されていることがわかります。
問題構成は、リスニング(45分)とリーディング(75分)という2つの大きなセクション(全て選択問題)に分かれており、2時間という長い試験時間に集中できるかどうかも、高得点を取得する要因の1つとなります。
生まれ変わったTOEIC
TOEICは第122回公開テスト(2006年5月実施)より改訂が施されました。
最もわかりやすいところでは、リスニングセクションに従来のアメリカ英語(AE、米語)だけでなく、イギリス英語(BE、本当の意味での「英」語)など、色々な形の英語での会話が導入された点です。
現代は、通信や交通手段の発達により、様々な国籍の人々が行き来すると同時に、様々な英語も往来する時代であり、この改訂は現実に非常に即したものと言えるでしょう。
また、長文問題がそれまでよりも長くなった点も明確な変更点です。
例えば、メールの文を読んで問題に答えるという形の問題は常に出題されますが、改訂前までは向こうから送られてきたメールの文章のみが提示されているだけでした。
しかし改訂後は、相手のメールに対する返信メールも同時に提示される形式になり、より長く、より中身の詰まった長文問題となりました。
とはいえ、試験時間は従来どおりですから、個人に求められる能力が一層高いものとなったと言えます。
高得点を取るには
すでに説明しましたが、TOEICでは2時間という長い試験時間が、一番の強敵です。集中力というものは一朝一夕でつくものではないため、少なくとも本番1ヶ月前には過去問題集を購入して、実際に2時間の制限時間で問題を解いていくようにしましょう。
こうすることにより、集中力を養うだけでなく、実際の問題がどのようなものなのか、リーディングセクションはどのように時間配分をすれば良いのかなど、色々なことがわかってきます。
また、TOEICの問題の特徴として、最初は簡単で、問題が進むごとに難しくなっていくことが挙げられます。ですので、過去問を解くことにより、自分がどの程度まで解くことができるのかが明確にわかります。
問題を解き、答え合わせが終了したら、自分の苦手な場所を集中して何度もやり直しましょう。時間があれば、苦手な問題ばかり集めた自分特性の問題集を作成すると良いでしょう。こうすれば、問題ごと自らの手でノートに写すことになるので、文章および文法の構造を覚えやすくなります。
TOEIC取得のメリット
TOEICは翻訳や通訳など、英語を使用する人だけでなく、一般の学生や社会人にとっても非常に有益な資格です。
というのも、TOEICにおいて一定スコアを取得している人に対する優遇策を行っている企業や大学が増えてきているからです。「採用時に TOEIC スコアを考慮している」企業と、「将来的に考慮したい」という企業を合わせると、全体の8割以上になり、中には、一定のスコアを海外赴任や昇進の条件としているところもあります。
TOEIC は社会人に求められる基本的な資格となってきているのです。
英語を普段使わない人が初めて受けた場合、500点前後の成績が多くなるようです。もし自分が受けてそれぐらいであれば、まずは600点突破を目指しましょう。ちなみに、翻訳や通訳の道に進みたいのであれば、最低でも800点が必要となります。
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漢字能力検定は、財団法人 日本漢字能力検定協会が主催する試験で、昭和50年に始まり、平成四年に文部省(現在の文部科学省)の認定試験となりました。
受験者数は年ごとに増加しており、平成17年度には実に年間240万人もの方が受験。
年齢も幼稚園児から90歳台の方までという幅広さで、生涯学習が勧められている昨今ですので、あらゆる年齢層の方々に広く受け入れられ、関心が高まっている事の現われとも言えるでしょう。
試験の日程は、原則として年三回以上。検定会場は各都道府県に設置されている公開会場のほか、学校や企業などで受験できる準会場という制度もあります。
また、申し込みも個人で出願する方法のほかにも、学校・企業等で一定数以上の志願者がまとまれば団体申し込みという制度も利用できますので、所属団体に、団体申し込みを扱っているかどうかを確認されるとよいでしょう。
試験は、審査基準により10級、9級、8級、7級、6級、5級、4級、3級、準2級、2級、準1級、1級までの12段階にわかれていますが、10級と9級は平成18年度の第1回試験から新たに設けられた段階です。
なお、1級と準1級については公開会場のみでの実施となりますので、注意して下さい。
各級の出題範囲として対象になるのは10級の「小学校一年までの教育漢字」から1級の「JIS第1・第2水準の漢字、約6000字」までさまざまですが、5級までで教育漢字全部の1006字となり、4級以上では段階に応じて、常用漢字、人名漢字等が含まれます。
例えば、3級は常用漢字の約5分の4が出題範囲で、2級までで常用漢字の全てが出題されます。
なお、合格の目安は、10級から8級までは150点満点とし、80パーセント前後。7級から準2級までは200点満点中、70パーセント前後。2級以上1級までは、200点満点で80パーセント前後、となっています。
漢字能力検定試験は、級が10段階に分かれているため、級により、主な出題内容・試験内容が異なります。各級の程度と出題内容は以下の通りです。
・10級 小学校1年生修了程度( 80字):漢字の読み・書き取り・筆順、画数
・ 9級 小学校2年生修了程度(240字):漢字の読み・書き取り・筆順、画数
・ 8級 小学校3年生修了程度(440字):漢字の読み・書き取り・筆順、画数・送り仮名
・部首、部首名・対義語・同じ漢字の読み
・ 7級 小学校4年生修了程度(640字):漢字の読み・書き取り・筆順、画数・送り仮名
・部首、部首名・対義語・同音異字・三字熟語
・ 6級 小学校5年生修了程度(825字):漢字の読み・書き取り・筆順、画数・送り仮名
・部首、部首名・対義語、類義語・同音、同訓異字
・三字熟語・熟語の構成
・ 5級 小学校6年生修了程度(1006字):漢字の読み・書き取り・筆順、画数・送り仮名
・部首、部首名・対義語、類義語・同音、同訓異字
・誤字訂正・四字熟語・熟語の構成
・ 4級 中学校在学程度(1322字) :漢字の読み・書き取り・送り仮名・部首、部首名
・対義語、類義語・同音、同訓異字・四字熟語
・誤字訂正・熟語の構成
・ 3級 中学校卒業程度(1608字) :漢字の読み・書き取り・送り仮名・部首、部首名
・対義語、類義語・同音、同訓異字・誤字訂正
・四字熟語・熟語の構成
・ 準2級 高校在学程度(1945字) :漢字の読み・書き取り・送り仮名・部首、部首名
・対義語、類義語・同音、同訓異字・誤字訂正
・四字熟語・熟語の構成
・ 2級 高校卒業程度(約1945字、他に人名用漢字):漢字の読み・書き取り・送り仮名
・部首、部首名・対義語、類義語・同音、同訓異字
・誤字訂正・四字熟語・熟語の構成
・ 準1級 大学・一般程度(約3000字) :漢字の読み(国字、文章題を含む)・書き取り
(文章題を含む)・故事、諺・対義語、類義語
・同音、同訓異字・四字熟語・誤字訂正
・ 1級 大学・一般程度(約6000字) :漢字の読み(動植物名、外国名、文章題を含む)
・書き取り(国字、文章題を含む)・故事、諺
・対義語、類義語・同音、同訓異字・四字熟語
・誤字訂正
なお、これは出題分野の一例で、毎度全ての分野から出題されるとは限りません。その他の分野から出題される可能性もあります。
漢字能力検定試験。
名前を聞いただけで、難しそう!な感じが、しますよね。
私も初めて聞いたときそう思ったのを、覚えています。
読書が趣味でしたし、常識的な漢字は知っているつもりでいましたが、たとえ読めても実際には書けない漢字が山のようにあることには、目をつぶっていました。
とても漢字を自由自在に使いこなすなんてレベルではないから...と半分諦めていましたが、自信を持って「1級」と人様に言える資格が欲しいという思いも心の奥でふつふつとたぎっていました。
当時、学生で、色々な資格取得に奮闘してはいたものの、まだ1級とつくものは手にいれておらず、何とか社会に出るまでには、という焦りもあったのかもしれません。
世の中資格は数々あるけれど、漢字なら、特別に構えなくても、毎日接しているし、普段の生活の延長線上にあるのでは?と、発想を変えてみることに。
すると、やみくもに恐れずに、とにかく受けてみよう、と勇気が湧いてきました。
まず道具選び
まずは、書店に走り、問題集と、参考書、そして思い切って新たに漢字辞典を購入。
敵を知る?ことから始めよう、と思ったのです。
人間の記憶は、何かに関連付けをすると、より確かになるという話をどこかで聞いた覚えがあります。
例えば語呂合わせで歴史の年号を覚えたりした経験は誰にでもありますよね。
年号と同じように、漢字自体を覚えるのにもきちんと調べて字の成り立ちや、背景を知っていれば、試験の時に緊張しても、思い出す手がかりになりそうだと思ったのです。
最初は手間がかかるし、遠回りなことかも、という気持ちもなかったわけではありません。
ところが、そのひと手間のお陰で、漢字の魅力にどんどんはまっていくのに気付きました。
漢字は、三千年の歴史があり、日本語の仮名や、ローマ字のような単音をあらわす文字と違い、意味をもつ音節全体を一字で表している事に特徴があるそうです。
字自体に面白味があって奥深いのです。
調べていくうちに、新しい発見があり、疑問が解けていく痛快さがたまりませんでした。
具体的な勉強方法
私がやっていた具体的な勉強方法としては、とにかくまず問題をどんどん解いていきます。
四字熟語や対義語等を勉強すると、わからない言葉が必ず出てきます。
それを一つ一つ、漢字辞典で調べていくのです。
漢字辞典はなるべく詳しい解説が載っている分厚いものを用意します。
その分重いのは覚悟の上で。
持ち運びは大変なので、通学途中には問題を解き、調べたい事に印をつける。
それを帰宅してから調べ、ノートに書き出して繰り返し覚える。
一級に出るレベルの難読漢字は覚えにくいので、声に出して読みながら何回も書いて覚える古典的な方法を取りました。
ざっとこんな感じでしょうか。
細切れの時間も利用しました。
部屋の壁や、トイレには、部首一覧を貼る。
四字熟語も表を作って覚えこむ。
試験前には漢字が夢に出てきていたかも?
苦労は確かにありましたが、ここまでやったら悔いはない、という覚悟で当日に臨みました。
試験用紙を目の前にした時の胸の高鳴りは忘れられません。
時間と戦いながら、必死で一問一問に取り組みました。
手ごたえはあったような、なかったような。
不安な気持ちで郵便受けを覗く日々の中、まさかの合格通知が!
入試に受かったのと同じくらい嬉しかったですね。
今こそ漢字検定を受けるとき
それにしても、今では、漢字検定の認知度が非常に高くなっていて、これから受ける方が羨ましく思える程です。
少なくとも、ガイドブックや問題集の数も私が受けた頃とは比べ物にならない位の豊富さです。
私の方法以外でも、色々な方法があることでしょうし、誰にでも、合う教材と、合う勉強方法が必ずあることでしょう。
何よりも、挑戦する勇気と強い意志をまずは持つこと。
それが大切だと思います。
合格証書を丸めておくのは勿体無くて、額に入れて飾りました。
証書をみるたびに、あの頃の奮闘と、前向きな気持ちが思い出され、少々疲れていてもまたがんばろうという気持ちになれます。
一級を持っているということで、子供にも一目置かれ、その点はちょっと有り難い状況です。
最近では入試にも有利になっているとか。
今度は子供にも是非取得させたいものです。
家族全員の漢字能力検定合格証書、を並べて飾るのが、今の私のささやかな、なおかつ壮大な夢なのです。
我々が旅行や出張で中国を訪れたり、中国人の留学生や観光客を受け入れたりすることは、いまやごく普通のこととなっています。
日本にとって中国とは、最も相互交流が活発な外国のひとつであると言ってよいでしょう。特にビジネスの世界においては、中国と全く関わりがない業界を探すことの方が難しいくらいです。日本において中国の重要性が年々増加するにつれて、中国語に堪能な人材への需要も増えつつあります。
中国語能力を客観的に証明するのが検定試験です。中国語検定(以下、中検)のほか、漢語水平考試(HSK)・中国語コミュニケーション能力検定(TECC)などが代表的な中国語試験となっています。そのうちでも、中検は日本国内において最高の権威と信頼性を持つ資格であると言ってもいいでしょう。
中検は日本中国語検定協会が主催しており、それぞれ準4級・4級・3級・2級・準1級・1級に分けられています。各級のレベルのめやすは、だいたい以下のとおりとなります。
準4級...大学の第二外国語として半年間学習した程度。中国語の基礎知識を有する。
4級 ...同じく、第二外国語として1年間学習した程度。基礎事項を理解しており、平易な文章を話し聞くことができる。
3級 ...大学の第二外国語として2年修了した程度。中国語の一般事項をマスター。基本的な文章の読み書きができる。
2級 ...3級程度の文章を書ける。日常的な会話ができる。
準1級...通常の日中・中日翻訳、簡単な通訳ができる。中国語の全般的事項をマスター。
1級 ...翻訳・通訳レベル。中国語全般を高度に運用し、読解・表現ができる。
個人的には、4級と3級の差異(=日常会話ができるか)と2級と準1級の差異(=ビジネスレベルに達しているか)が、比較的大きいように感じます。ちなみに、2005年3月の第55回試験までは、現在の2級=準2級、現在の準1級=2級...、という級分けになっていたので、参考書や過去問題を参照する際には注意が必要です。
それでは、就職や転職にあたっての中検の実用性はどうなのでしょう?結論から言うと、準1級以上の実力があれば、海外と取引のあるメーカーや商社からはかなり高い評価を受けることが多いようです(余談ですが、筆者(準1級取得)が以前就職活動を行なっていた時も、これらの業界からのレスポンスはかなり良かった記憶があります)。また、1次試験の合格率が4%(!)という超難関で知られる1級の取得者は、通訳や翻訳家など、中国語それ自体を職業にできるレベルに達しています。いっぽう、3級~2級を取得していても、中国語以外に英語が堪能であるなどすれば、人材市場ではかなりのアピールポイントになると考えてよいでしょう。
それでは、中国語検定の詳細について、以下に見てゆきましょう。
中国語検定の内容は、音声を聞き取りマークシート式で回答するリスニング部分と、発音・文法・読解・作文などについてマークもしくは直接記述により回答する筆記試験部分に大きく分かれます(ただし、級によって多少の差異があり、初心者向けの準4級試験では読解問題が出題されません。また、中国語のエキスパートを対象にした1級では、2次試験として通訳試験が課されています)。また、中検の兄弟試験であるビジネス中国語検定は、全問マークシート方式となっており、中検の本試験とはかなり雰囲気が異なります。
全体的な傾向としては、中国側の国家試験である漢語水平考試(HSK)と比較すると、中検の方がリスニング部分が平易に設定されている反面、文法・読解部分に難問が多いことが指摘できます。これは英語におけるTOEFLと英検との関係によく似ており、いわゆる日本的な語学検定試験の出題傾向を踏襲していると言えるでしょう。また、全問がマークシート方式の中国語コミュニケーション能力検定(TECC)やHSKに対し、実際に漢字を筆記させる問題や、日中―中日翻訳の記述問題が出題されることも中検の特徴です。当該の級に対応した文法や単語表記について正確な知識を有していないと、合格はなかなか困難であり、地道な学習が必要となります。
次に受験手続についてですが、ホームページを通じて日本中国語検定協会(http://www.chuken.gr.jp/)に直接問い合わせるほか、全国の大規模書店や中国語教室、大学生協などで受験申込書を手にすることが可能です。また、海外在住の方は、北京・上海・シンガポールなどの受験会場事務所へ直接申し込みを行なうこともできます。
受験の際は、準4級と4級、3級と2級など、時間が重複しない級の同時併願が可能です。ただし、2級以上の級の受験費用は6000円を超えるため決して安くはなく、また試験対策にも手間がかかることから、初参加で上位級を併願受験するのはあまり効率的ではないかもしれません。また、すでに取得した級について更新受験を行なう場合は、2級以上については受験料が減額となります。団体受験割引などもありますので、詳細は協会に問い合わせてみましょう。
受験後の合否結果は、申し込み住所へ郵送されてくるほか、上記の中検のホームページ上でも確認することができます。当該試験の解答や受験者数、合格率などもアップロードされているので、今後の自身の学習に役立てて下さい。
中国語検定準4級と4級は、中国語学習の入口にあたる試験です。準4級試験はまさに基礎中の基礎ですが、4級は大学の第二外国語として1年間きっちりと履修したくらいのレベルに設定されています。学習を始めた方は、まず最初の目標にしてみてはいかがでしょうか。本稿では、主に4級を対象にした受験対策を紹介していきたいと思います。
4級試験は、リスニングとペーパー試験の2分野から構成されており、それぞれで60点以上をクリアすれば合格となります。言い換えれば、リスニングか文法筆記のどちらか一方でも基準点に達しないと不合格となるため、まんべんなく試験勉強をすることが必要です。また、準4級の合格ラインは60点(4級と異なり、リスニング・筆記の総合点)となっていますが、この問題で7~8割の点数を取れる実力があれば、最初から4級を受験した方がよいかも知れません。
では、4級試験の傾向と対策を見てゆきましょう。まずリスニングについては、ごく日常的な内容の中国語問題を聞き取り、回答をマークする方式となっています。使用される単語や質問がある程度限定されているため、市販の中国語参考書によく目を通し、5W1Hの表現や疑問文の例文を暗誦できるくらいまで頭に叩き込むのが有効な対策となります。「北京」「東京」「美国」「韓国」といった固有の地名・国名の発音は忘れがちですが、これらも試験前にしっかり確認しておきましょう。またウラワザとして、初級のテキストでよく登場する中国人や日本人の名前(「老王(王さん)」「小張(張さん)」「田中先生(田中さん)」「李小姐(李さん)」)の読み方を覚えておくと、聞き取りが大幅に楽になります。
筆記試験は、発音・単語穴埋め・単語並び替え・リーディング・簡単な中国語作文の五パートに分かれています。出題の傾向を一言でいうと、高校受験の英語問題のような雰囲気です。そのため、大学や中国語教室に通っている方は、講義の文法テキストをきっちり仕上げることが何よりの受験対策となるでしょう。中国語を独習されている方の受験対策も同様で、会話用のテキスト以外にしっかりした初級文法テキストを一冊終わらせれば、まず問題はないかと思います。学習の際に意識するべきことは、とにかく「書く」こと。頭よりも先に手が例文を覚えてしまい、中国独特の漢字「簡体字」に違和感を覚えなくなるまで、多くの例文と問題に触れましょう。
4級レベルのしっかりした会話力があれば、中国の都市部や台湾を旅行して、個人でホテルに泊まったり、レストランで食事をすることも充分に可能です。また、簡単な自己紹介や会話もできるようになりますので、中国語を学ぶ楽しみが、この段階から一気に増えていきます。まずは4級の取得から、中国語の世界へ第一歩を踏み出しましょう。
前章で述べた中検2級が「中国語の仕事もできる」レベルとすれば、準1級は「中国語を武器に仕事ができる」レベル、そして1級は「中国語を仕事にできる」レベルとなります。このように、ハイレベルの中検合格実績は中国語上級者へのパスポートとも言えますが、それだけに難易度もきわめて高く設定されています。リスニング・文法・作文ともに、かなりの語彙力と中国文化への知識を要求されるため、長期の中国への語学留学経験や、外国語大学で専門的に学ぶなどしていない限り、全く歯が立たないことも考えられます。ただ、腕に覚えのある学習者にとっては、格好の目標となることでしょう。
準1級と1級の1次試験は試験問題が似通っており、また、中検初受験でいきなり1級にチャレンジする人はほとんどいないと思われるため、ここでは準1級合格の傾向と対策を中心に紹介します。
準1級のリスニング試験は、大きく二つの大問に分かれています。大問の1は、中検2級のリスニング試験とほぼ同じ形式なので、同試験を受けた経験のある人は準備がしやすいでしょう。ただし、文章や単語のレベルは大幅に上がっており、略語や古典知識も必要となるため、気は抜けません。大問2は、読み上げられる中国語文を解答用紙に書き取るものです。読み上げ文はネイティブの話す速度と比較するとかなり遅く、中国留学などで生きた中国語に触れる機会の多かった人であれば、テープのスピードについて行くことは難しくないでしょう。ただし、問題文それ自体の難易度が高く、また耳で聞いた漢字を1文字ずつ確実に書くことが要求されるため、受験者泣かせの問題となっています。リスニングよりも、単語の記憶力と確実なライティング能力が要求される部分と言えるのではないでしょうか。
筆記試験は、長文読解及び穴埋め問題・単語を選択して穴埋めする文法問題・文意の近い単語を選択する問題・長文読解及び中日翻訳・日中翻訳作文の五部分に分かれます。難解なことわざや、かなりの文法知識が要求される類語の区別などの手ごわい問題が多く、厳しい試験です。小学館や大修館など、大手のしっかりした辞書を引き、類語や反対語に関するコラムを熟読することをお勧めします。地道に単語と例文をノートにまとめるなど、シンプルな努力が実を結ぶでしょう。出題されやすい単語や例文にはある程度の傾向があり、似たような問題が意外と何度も出題されることがあるので、過去問題に多くあたって研究を重ねるのも有効な対策です。
このレベルまで来ると、合否の鍵は単なる勉強時間の多少ではなく、学習を通じてどれだけ「活きた」中国語に触れてきたかにかかってくるように思います。留学や日本国内での学習方法については第9章と第10章に詳述しているので、参考にしてみてください。
英検は、英語でコミュニケーションをとる上で重要な要素となる「聞く・話す・読む・書く」力を測定する試験ですが、級によってその試験内容が異なります。
5級および4級は「読む」だけの筆記試験のみですが、3級からは「聞く」ためのリスニング問題と、実際に英語を「話す」2次試験(面接)が課されます。また、準1級および1級では英語で文章を「書く」英作文問題が出題されます。
出題される問題は、身の回りのことから新聞や雑誌、ニュース、インターネットおよびビジネスで使用されるものなど、「実用性」を重視したものになっています。ですので、英検受験の勉強を通して、実社会で有用な英語を身に付けることができます。
合否の発表
試験の合否は、試験終了から2週間ほどで通知されます。合否を判定する票には、受けた級の合格平均点や、各セクションの点数など、事細かに数字が表示されているので、自分の得意な点と弱点を知ることが可能です。
たとえ合格しても安心せずに、自分の点数が合格平均より低かったセクション、苦手だと感じた場所をしっかりと強化しておきましょう。
また、残念なことに不合格になったとしても、気落ちせずにその回の反省をし、次回の試験で合格できるようにしましょう。
4級のレベルとリーディング部門について
まず、5級と4級の違いを述べたいと思います。
5級のレベルは中学初級(1年)程度でしたが、4級のレベルは少し上がって中学中級(2年)程度で、過去形と未来形、そしてwillやcan、mayなどの助動詞を使った文章が入ってきます。
ですので、動詞を過去形にする際の語尾の変化方法(dまたはedをつける規則変化、bring→broughtなどの不規則変化)や、助動詞の後は動詞の原形が来ることをきちんと理解できているかどうかがポイントとなってきます。
動詞の過去形は不規則変化が難しく、これを覚えることができずに中学第2学年を終えてしまう生徒も多くいます。
しかし、過去形を覚えられないと今後の級で登場する過去分詞を覚えることもできないので、何度もノートやメモ帳に書いて頭に入れましょう。
もう一つ、5級と4級との明確な違いは、リーディング問題にあります。5級のリーディングは、語句補充問題と語句整序(並び替え)問題の2つでしたが、4級ではこれらに長文問題が加わります。長文問題の内容は、手紙や掲示物などです。
リスニング部門について
リスニング部門でも、5級との変更点があります。イラスト問題と会話問題に加え、やや長い文章を聞き、その内容に関する質問に答える問題が設けられています。
長文聞き取り問題を解くコツは、集中力を切らさないことです。1つや2つ、聞き取れない、またはわからない単語が出てきても、そこで諦めずに最後まで聞くようにしましょう。
多少聞き取れなくても、その他の単語や全体の流れから推測ができるからです。ただ、あまりにも聞き取れないとそういった推測もできませんので、リスニング力が弱いと感じている人は、過去問や問題集に付属されているCDで練習をしておきましょう。
4級取得のメリット
先に述べたように、英検4級の問題は、中学2年生までに習う単語や文法を中心として構成されていますので、中学3年生が今まで習ってきたことを復習するのに役立つことでしょう。
塾に行っているのであれば、その教室が団体受験会場に指定されている可能性があり、受験を促されるかもしれません。もし受験の誘いがあれば、積極的に受けてみましょう。
5級および4級で出題される内容は英語の基礎中の基礎であり、ここをきちんと理解していなければ、以降の学習に支障をきたし、英語を嫌いになる可能性さえあります。
点数配分はリーディング部門35点とリスニング部門30点(各問題1点)の合計65点満点。合格ラインは7割と言われています。8・9割の点数を取ることができれば、中学2年までの内容は完璧にマスターできていると考えても良いでしょう。
1次試験について
3級からは試験が1次と2次にわかれます。前者はこれまで通りの筆記問題、後者は面接試験です。まずは1次から解説していきましょう。
筆記問題の形式はこれまでの級と同じですが、文法が難しくなります。というのも、3級の問題には、関係代名詞を使った文章と現在完了の文が出題されるためです。この2つの文法は、中学英語で最も難しいと言っていいほどのもので、それまで英語が得意だった、または好きだった生徒が、このどちらかでつまずいて授業についていけなくなったり、試験で点数を落としたりすることが多いようです。
関係代名詞は、修飾する対象が人なのか、それとも動物や物なのかを確認しましょう。そして次に、それが主格なのか、所有格なのかをしっかりと見極めることが重要です。
現在完了ですが、動詞の過去分詞への変化を覚えることがカギとなります。過去形と同じものや、原形と変わらないもの、enをつけるものなど、様々な形がありますので、ノートやメモ帳に何度も練習して暗記しましょう。
1次試験について
2次試験は3級で初めて受けることになるので、全体の流れを説明したいと思います。
まず、名前を呼ばれて試験室に入ると、簡単な日常会話を持ちかけられます。今日の体調や、会場までの交通手段を聞かれる程度ですので、緊張せずにはっきりと答えましょう。
その後、英文とイラストが記載されている問題カードが手渡されます。20秒の時間を与えられますので、その間に英文とイラストを確認します。この際、まずは英文のタイトルに目をつけましょう。
タイトルを見れば、それが何を扱ったものであるかがわかり、そこから、英文の流れを予想することが可能だからです。その後、カードに記載されている英文を音読するように指示されますので、発音に自信がなくても、しっかりと口をあけて大きな声で読みましょう。
音読が終わると、面接官から合計5つの質問がなされます。1つ目は英文の内容に関するもの。2つ目から4つ目はイラストに関する質問。そして5つ目は自分のことに関する質問(普段はどんな本を読むか、自分がイラスト中の人物であれば何をするか、など)です。質問中もカードを見ることができますので、落ち着いて、あせらずにはっきりと声を出して答えましょう。ただ、あまり見すぎると下に声が行ってしまい、面接官の目に自信がないように映りますので、最初の20秒間と音読の間に英文とイラストの内容を覚えてしまうと良いでしょう。
3級取得のメリット
3級の問題は、中学卒業までに習う単語や文法で構成されています。ですので、高校受験を控えた現役の中学3年生にとっては、これまでの復習ができ、自分の弱点を知ることができる、非常に有益な級です。
3級を取得できれば、本番に向けて大きな自信をつけることができるでしょう。また、高校や大学を卒業して以来、英語に全く関わっていなかった社会人の方々が、英語の必要性を感じた際に力試しとして受験するのにもうってつけです。グローバル化ということが言われて久しい昨今、英語と言うのはもはや特別な人たちのものだけではなくなってきています。ビジネス用の英語を身につける際に、3級を取得しておけば学習が楽になるでしょう。
一次試験について
英検2級は高校卒業から大学二年生をその対象としています。ですので、高校で習った単語や熟語だけではすべての問題を解くことができません。普段から学校の課題以外でどれほど英語を使っているかが、そのまま合否を分けることになるでしょう。問題はリーディング、リスニング両部門合わせて75点(各1点)です。
準2級との違いは、リーディング部門から「会話の空所補充問題」が、リスニング部門から「会話の応答文選択問題」が消えていることです。しかし、問題の数は前75問と変わらないので、他の部分が増えていることになります。
リーディング部門の勉強方法として、洋書を読むことが挙げられます。と言っても、いきなり『ハリー・ポッター』シリーズのような難度の高い作品を読むわけではありません。大型書店に行けば、TOEICのレベルで分類してある本がありますので、その中から一冊選んで読んでみるのです。こうすれば高校の教科書や参考書で出てくる以外の単語や熟語を目にすることができますし、長文を読む練習にもなります。わからない部分は訳本を見ましょう。
リスニング部門には、2級から気をつけたい質問が出てきます。それは、"What will A(人名) do~?(Aは何をするつもりでしょうか?)"という形の質問です。これまでのリスニング問題は、聞こえてくる文章の中に答えがあり、それが選択肢の中にありました。ですが、この問題はその前までの会話の内容を理解していなければならず、選択肢を見て初めて解答がわかるので、少々やっかいな問題です。
この形の問題への対策として、会話の最後の部分に集中するという方法があります。2級に限らず、リスニング問題の答えというものは、そのほとんどが最後の2文にあります。ですので、会話の最初の方が多少聞き取れなかったとしても、最後の方はじっくり集中して聞いてみてください。必ず答えが見つかるはずです。
2次試験について
2次試験の形式は準2級と同じですが、若干の変更点があります。
準2級までは、1コマで示されたイラストが使用されましたが、2級では時系列に3コマで示されたイラストになります。つまり、短い物語になっているわけですから、全体の流れ(何が、どう進展して、その結果どうなったのか)というものを掴まなくてはならないということになります。そのため、与えられる20秒間でどれだけそれができるかが勝負になりますので、練習をしっかりしておきましょう。質問は4つほどで、カードに書いてある英文に関する質問、イラストに関する質問、そして自分に関する質問の順に聞かれます。
2級取得のメリット
英検2級は、大学生ならぜひ取得しておきたい資格の一つです。というのも、就職活動の際のアピールポイントとなるのがこの2級からだからです。2級は、企業で取り扱う英字資料や書類を読むことができるレベルです(もちろん、自分が属する業界の専門知識が必要となりますが)。従って、大げさかもしれませんが、2級からが本当の「実用」英語技能検定と言えるでしょう。
合格ラインは75点満点中の6割程度と言われています。8割から9割取れれば、次の準1級も比較的楽に取得することができるでしょう。
1次試験について
準1級は、2級までとは少し問題が異なります。
まず、問題構成ですが、2級まであった短文の語句整序(並べ替え)問題に代わり、英作文問題が設けられています。英作文では、指定されたトピックに対する自分の意見を100文字(単語)程度で述べることになります。賛成か反対かを明確にすることを求められることもあるので、日頃から新聞や雑誌(英日両方)を読んで様々な話題に触れ、それらに対する考察をし、文章にできるようにしておきましょう。このとき、ニュースや新聞でよく耳にする専門用語や表現を、英語で書けるようにしておくことが重要です。英作文問題は14点満点と大きな配点がなされていますので、ここでいかに点を取るかが勝負になります。
もう一つ、準1級の顕著な特徴として、文法を問う問題が出題されないことが挙げられます。準1級を受ける人ともなれば、一通りの文法をマスターしていて当然ということでしょう。複雑で頭を悩ませる文法問題がないのは、受験者にとってありがたいように思えますが、結局は英作文で文法の知識を問われることになります。既に述べたように、英作文の得点が占めるウェイトは大きいため、高校卒業までに習う文法、特に日本人が間違えやすい仮定法や完了はしっかりと確認しておきましょう。
また、リスニングも2級までとは違っています。
2級までは、対話の内容と、英文の内容を答える問題の2つだけでした。しかし、準1級からはこの2つに「Real-Life形式の内容一致選択」が加わります。これは、平成16年度より導入されたもので、留守番電話や館内アナウンスなど、英語圏での生活を想定した問題となっています。やや長文ですが、メモを取ることが許されているので、しっかりと集中し、カギとなりそうな言葉(固有名詞や数字)をメモしていきましょう。
2次試験について
さて、見事1次試験に通れば2次試験が待っています。2級にも2次試験はありましたが、準1級からは出題形式が変わります。2級では、1つのイラストを見て、それについてインタビューを進めていく、というものでしたが、準1級では、4コマ漫画を読んでインタビューが行われます。特に、日本の文化について聞かれることが多いので、歴史の教科書やビジネスマナーに関する本を読んでおくと良いでしょう。
準1級取得のメリット
準1級は、翻訳や通訳などの求人で、最低条件として設定されていることが多いです。もちろん、翻訳や通訳には外国語の能力だけでなく、母国語の能力と専門知識が必要となりますが、準1級取得は、英語を活かした仕事に就くための一歩となるでしょう。合格ラインは満点の7割前後。8割強取れれば、次の1級も高い確率で合格できるはずです。
1次試験について
準1級は、2級までとは少し問題が異なります。
まず、問題構成ですが、2級まであった短文の語句整序(並べ替え)問題に代わり、英作文問題が設けられています。英作文では、指定されたトピックに対する自分の意見を100文字(単語)程度で述べることになります。賛成か反対かを明確にすることを求められることもあるので、日頃から新聞や雑誌(英日両方)を読んで様々な話題に触れ、それらに対する考察をし、文章にできるようにしておきましょう。このとき、ニュースや新聞でよく耳にする専門用語や表現を、英語で書けるようにしておくことが重要です。英作文問題は14点満点と大きな配点がなされていますので、ここでいかに点を取るかが勝負になります。
もう一つ、準1級の顕著な特徴として、文法を問う問題が出題されないことが挙げられます。準1級を受ける人ともなれば、一通りの文法をマスターしていて当然ということでしょう。複雑で頭を悩ませる文法問題がないのは、受験者にとってありがたいように思えますが、結局は英作文で文法の知識を問われることになります。既に述べたように、英作文の得点が占めるウェイトは大きいため、高校卒業までに習う文法、特に日本人が間違えやすい仮定法や完了はしっかりと確認しておきましょう。
また、リスニングも2級までとは違っています。
2級までは、対話の内容と、英文の内容を答える問題の2つだけでした。しかし、準1級からはこの2つに「Real-Life形式の内容一致選択」が加わります。これは、平成16年度より導入されたもので、留守番電話や館内アナウンスなど、英語圏での生活を想定した問題となっています。やや長文ですが、メモを取ることが許されているので、しっかりと集中し、カギとなりそうな言葉(固有名詞や数字)をメモしていきましょう。
2次試験について
さて、見事1次試験に通れば2次試験が待っています。2級にも2次試験はありましたが、準1級からは出題形式が変わります。2級では、1つのイラストを見て、それについてインタビューを進めていく、というものでしたが、準1級では、4コマ漫画を読んでインタビューが行われます。特に、日本の文化について聞かれることが多いので、歴史の教科書やビジネスマナーに関する本を読んでおくと良いでしょう。
準1級取得のメリット
準1級は、翻訳や通訳などの求人で、最低条件として設定されていることが多いです。もちろん、翻訳や通訳には外国語の能力だけでなく、母国語の能力と専門知識が必要となりますが、準1級取得は、英語を活かした仕事に就くための一歩となるでしょう。合格ラインは満点の7割前後。8割強取れれば、次の1級も高い確率で合格できるはずです。
1次試験について
問題構成は準1級と同じですが、難度が格段に違います。
空欄補充問題ですが、名詞6問、動詞7問、形容詞7問、副詞1問、句動詞4問の割合で出題される傾向にあるようです。非常に広い語彙の中から出題されますので、普段からできるだけ多くの英文を読み、単語や熟語の知識を増やしておきましょう。
1級最大の特徴は、なんといっても英作文に28点という高得点が配されていることが挙げられます。これは、1次試験113点の4分の1を占めていることになります。ここで多く点数を取れる人が1次を突破できると言ってもいい過ぎではないでしょう。洗練され、かつわかりやすい文を書くことが求められますので、普段から英字新聞や雑誌の文章を読み、その中にある記事を自分で模倣して練習しておくと良いかもしれません。
1級のリスニングでは、準1級の3分野に加え、インタビュー問題が加わります。これは、テレビやラジオの番組での有名人に対するインタビューを聞き、その内容に関する質問に答える問題です。もちろん、架空の番組が放送されますが、ニュースやバラエティーなどで使用される英語に慣れるため、BBCなどの海外番組を実際に視聴することを習慣づけておくと良いでしょう(インターネットで各番組のホームページを見れば、無料で視聴することができます)。
2次試験について
1級の2次試験は、これまでと大きく異なる形式で行われます。
まず、入室して1分間は面接官との自由会話をします。その後、与えられたトピックに対し、1分間でスピーチを考え、4分間のスピーチを行います。
私たち日本人の日常生活において、考えたことや意見を英語で相手に伝えるという機会はそうそうありません。ただ英語を話すだけでなく、自分の考えを相手に伝えるということは非常に難しいことであり、一朝一夕にはできません。
練習の一つとして、自宅で新聞や雑誌(英日問わず)の記事を読み、そこで自分が思ったことを英語で口にする、というのがあります。これは一人でもできる方法ですが、英語がわかる人に聞いてもらって、どの程度自分の意見が伝わったかを教えてもらうと、より効果的でしょう。
1級取得のメリット
1級は英検最後にして最高の級であり、問題も非常に難しいものとなっています。TOEICで900点以上を取り、英字新聞や雑誌をスラスラと読むことができる人でも簡単に取得することはできないほどです。また、他の級に比べて参考書が少ないため、対策も他の級と比べるとやりにくいと思われます。
英検1級は、翻訳や通訳など、英語を使用する職業への応募の最低条件として設けられていることが多いです(準1級よりも応募できる会社の数は格段に増えます)。1級を取得し、特定分野の専門性を身に付ければ、英語を使う職業に就ける可能性が飛躍的に高まります。合格ラインは113点満点中の6~7割程度。1級を取得すれば「英語の達人」ですよ!
漢字検定に合格するとさまざまなメリットがあります。
就職にあたって有利になるのが期待出来るのははもちろんのこと、高校入試の際に漢字検定取得者を評価する高校も年々増えており、中学生の受験者は全体の実に三分の一にも上っているのです。
2004年には398校だった入試優遇校は2005年には738校と、急増しており、生徒の能力を当日の学科試験の成績だけではなく、多面的に判断する材料として利用されているようです。
実際の優遇内容としては、学科試験免除(指定の資格取得者には指定の学科を免除)や、合否判定優遇(合否判定時、資格取得者を優遇ないし特別に配慮)、点数加算(実績や資格を点数化して、試験や出願書類の得点に加算)、出願条件(実績や資格を出願条件の一つにする)、出願優遇(学業成績が判定基準に達していなくても、実績や資格を有していれば出願を認める)、合格判定考慮(合否判定時、実績や資格を有していれば考慮、ないしは参考にする)など、学校によりさまざまですが、志望校に優遇制度があれば漢字検定が心強い味方になってくれる筈です。
また、大学や短期大学の推薦入試および一般入試において、漢字検定合格者に優遇措置をとる学校も増加の一途をたどり、人物評価、能力評価の基準のひとつとされています。
取得級そのものの評価のみならず、検定取得に挑戦する意欲をも重視される場合もあり、AO入試等を導入している学校で、その傾向は顕著になっています。
漢字力は国語力の基礎であり、国語力は全ての教科の基礎ともいえますから、優遇措置の有無に関わらず、検定取得を目指して勉強する事は受験勉強そのものとしても役に立つのは間違いありません。
さらに、高等学校や大学で、漢字検定の合格が単位として認められる場合もあります。
高等学校においては、資格や特殊な技能を取得すると、単位として認められるのが「単位認定制度」で、文部科学省から全都道府県の教育委員会に出されたガイドラインに基づいています。
認定内容は、2級で「国語Ⅰ」、「現代文」の単位として認定してよいとされています。
単位認定制度は、大学・短期大学・専修学校等でも導入されており、取得した漢字検定が将来役に立つ可能性は、今後ますます広がっていく事が期待出来ます。
景気は回復途上とはいうものの、雇用の現場は依然厳しい状況ですね。
男性の場合もそうですし、女性の場合は特に、新卒の際はともかく、結婚や出産後にブランクがあってから再就職しようと思っても想像以上に難しいのが現実。
こんな時代だからこそ、たとえ希望のお仕事に応募者が殺到して、「どんぐりの背比べ」状態になっても、何かアピール出来るものがあれば、頭一つでもリード出来るのでは。
そう、「いざ」という時にこそ、資格が大きな武器になるのです。
学生時代に漢字検定一級を取得していた私は、結婚後の再就職で、見事難関突破という体験をしました。
もともとは、漢字が好きだったのと、日本で働く以上、取っておいて損はない資格、という気持ちで取得したのですが、あとあとこれほど役に立つとは、正直思っていませんでした。
もちろん、取得までには、涙、涙の猛勉強はありましたけどね。
私の経験では、マスコミ関係では間違いなく歓迎される資格だと思います。
例えば、広告代理店の募集に応募した時のこと。面接期間が三日間も設けられている状態で、面接の最後に「応募者が多いので、もしもご縁がなかったらごめんなさいね」とのお言葉もあり、少々諦めムードで帰宅。
ところが後日、まさかの採用連絡が!
どうやら漢字検定を取得者は私一人だったらしく、それが決め手で即戦力になると考えて頂けたそうです。
確かに広告代理店の業務には、文字情報が欠かせません。一文字のミスでも命取りになりかねない、ある意味厳しい業界です。
漢字が得意であれば、原稿の段階での誤字や、誤った表記にも気付きやすくなりますので、間違った情報を流すのを未然に防ぐ事が出来る可能性が高いと判断された訳です。
実は、この資格には思わぬ副産物もありました。
漢字全般はもとより文章自体にも気を配れる様になった事です。
育児中の現在は、時間のゆとりを求めて在宅の仕事を探したのですが、出版社から印刷物の校正の仕事を頂くことが出来ました。
その募集の際は、駄目元で応募したにも関わらず、漢字検定一級取得者である事と、これまでの経歴が物を言い、簡単な文字校正業務を任せて貰っています。
まだ校正記号に関しては勉強途上です。でも、仕事って一つの資格をきっかけにどんどん広がっていくのだなと、改めて実感しています。
漢字が好きな方、マスコミ関係に興味がある方はもちろん、どんな業界への就職にも役立つと自信を持ってお勧め!します。
――中国語は勉強したい。でも、留学する余裕はないしなあ・・・。
そんな方のために、最後に日本国内でもできる「活きた」中国語の学びかたを紹介しようと思います。教科書や試験問題以外で、日常的に使用されている中国語に触れておくことは、検定試験の際にも作文やリスニングの結果としてあらわれるでしょう。
中国語教室に通う
大学の授業や会社の研修以外でも、積極的に中国語教室に通いましょう。ただし中国語に関しては、英会話教室などを併設する大手校よりも、個人営業に近い教室の方が費用面や学習面でメリットが大きいようです。中国人の先生はオープンな性格の方が多く、仲良くなると自宅の食事会に呼んでくれたり、個人的な友人になってくれたりします。先生とアットホームな関係を築くには、やはり小規模な教室を選ぶのが一番かと思います。(余談ですが、筆者は個人的に仲良くなった先生のご実家に、1ヶ月程度ホームスティさせてもらったことがあります。当時は否応無しに24時間中国語漬けの環境に置かれたため、その後の学習に大いに役立ちました)。
インターネットを活用する――友人編
YahooやMSN、mixi(ミクシィ)などのインターネット上の交流サイトにアクセスしてみましょう。中国ではインターネットを使用したコミュニケーションが非常に盛んなこともあり、多くの留学生が日本で友だちを作るためにコミュニティに参加しています。地域検索で絞込むことも可能なので、自分のご近所の中国人留学生と仲良くなるチャンスがあるかもしれません。また、MSNメッセンジャーやスカイプなどのインターネットコミュニケーションソフトは、多言語に対応しているため、簡体字・繁体字中国語が表示・入力できます。中国語でのチャットは慣れるまでが大変ですが、読み・書き・話す能力を飛躍的に向上させる手段のひとつですので、積極的に活用してみてください。
インターネットを活用する――情報編
インターネットで、中国や台湾・香港のサイトに直接アクセスするのもいいでしょう。雅虎中国(ヤフーチャイナ)のニュース欄(http://cn.news.yahoo.com/socialmore/)や、中国の人気ポータルサイト百度(http://www.baidu.com/)の掲示板群などは、中国のネット社会のリアルな姿がのぞき見られて、なかなか興味深いものです。また、現地のネットラジオやネットテレビなどの利用も、活きた中国語に触れる良い方法になります。
中国人経営の食堂など
中規模以上の都市であれば、たいていは中国人経営・店員が中国人の料理店が存在しています。これらの店にしばしば通い、店員さんに話し相手になってもらうのもおもしろいかもしれません。このような中華料理店は、入口に中国風の赤いボンボリや対聯(漢詩風の文句)が掛かっていたり、中国風の簡体字で看板が出ている場合が多いようです。中国の人はいったん友人になると非常に人情に厚いため、店の常連になると、こっそり裏メニューを出してくれたりして、一挙両得(!?)だったりします。
上記からもわかるように、中国語上達の鍵は「積極性」と「好奇心」にかかっています。いくらキャリアアップが目的であっても、楽しくなければ勉強は続かないもの。中国語の学習を通して、皆さんもぜひ中国という隣の大国の文化と、中国人というユニークな人々の考え方に触れてみてください。
――君子は、博く文を学ぶ。(『論語』)
中検2級以上の上位級を目指すのであれば、中国留学を検討してみましょう。中国への留学は渡航滞在費用・学費ともに比較的安価で、まとまった時間と向上心さえあれば、非常に費用対効果の高いキャリアアップ手段となります。
まずは、お試しとして1ヶ月程度の短期留学にチャレンジしてみましょう。「留学生活」は無料一括資料請求できます。学生の方なら、夏休みや冬休みを利用して簡単に行くことができます。費用は大学生協などを通して、20数万円程度。また、格安航空券や格安海外ホテル予約を自分で手配し、現地の学校と直接交渉すれば、15万円くらいから短期留学が可能となります。学習歴一年の時点で1ヶ月の短期留学後、中検3級取得・・・、というのが理想的な目標レベルですので、がんばってみて下さい。また留学先ですが、この段階で地方の訛りやクセがつくと後で矯正に苦労するため、北京か上海にある大手校を選ぶのがお勧めです。
短期留学を経て自身をつけ、さらに日本でしばらくの間しっかりと中国語を学んだら、いよいよ長期留学に出発しましょう。気になる費用は、仲介業者を通し、生活費も合わせて考えた場合で年間50~70万円程度になるかと思います。ただし、現地の大学の学費は年間で10~30万円、住居費は1ヶ月あたり6000~2万円、生活費は1ヶ月で1~4万円程度程度ですので、これも渡航や入学の段階から自分でアレンジすれば、驚くほど安い費用であげることが可能になります。レベルの到達目標としては、留学半年目で中検2級、1年目でHSK7~8級に合格できるくらいの気持ちで学習に取り組みましょう。
長期留学の行き先ですが、これについては判断の分かれるところです。北京や上海は生活レベルが高く、標準的な中国語で授業を行ってくれますが、物価の高さと日本人の多さがネックとなります。長期語学留学生の中には、モチベーションが低く(当然、スキルも低く)自堕落な生活を送る人も少なくないため、学習者には厳しい自己管理の姿勢が求められます。また、日本人社会の人間関係や友達づきあいなど、中国語や中国人とは関係の無いところで頭を悩まされることも少なくありません。いっぽう、地方都市は物価も安く、中国人の友人ができやすいため、等身大の中国を知れるという利点がありますが、授業のレベルや生活上のインフラなどで、不満を持つこともあるでしょう。自分のスタイルに合わせて、情報を十分に吟味することが必要です。
留学中の学習の注意点として、授業もテキストもすべて中国語で進められるため、中検の受験に必要な日中・中日翻訳の能力が訓練しにくいことが挙げられます。日本語ができる中国の学生と相互に作文を添削し合ったり、通訳のアルバイトをするなどして、日本語と中国語の双方を運用する技能を身につけるようにしましょう。帰国後の学習と検定試験への挑戦で、きっと満足のゆく結果が出せるはずです。
英検について詳しく述べる前に、1つ質問をしたいと思います。
「英検」の正式名称は何でしょうか?
「英語検定」や「英語検定試験」といった答えが返ってきそうですね。
「英検」の正式名称は、「実用英語技能検定」と言います。
なぜこのような質問をしたかというと、もちろん、正式名称を知って欲しいと願う気持ちもありますが、「実用」という言葉がつくことを知って欲しかったためです。
つまり、英検は実用的な英語能力を受験者が身に付けることを第一義としているのです。無味乾燥な試験のための勉強ではなく、国際社会で通用する英語力を養うための試験なのです。
英検は1963年に第1回が実施されて以来、40数年にわたって行われてきており、英語の四技能である「読む・書く・聞く・話す」を客観的に測定する手段として、社会から高い評価を受けています。
現在の年間受験者数は約250万人とされており、英検がTOEICと双璧をなす英語の資格であることが明確にわかります。
変わる英検
英検が他の資格試験と異なる点は、頻繁に問題の改定が行われることです。
1994年には児童英検と準2級が創設され、1997年には「よりコミュニカティブへ」をキーワードに英検全体が刷新されました。
2002年には3級以下の出題形式への大幅変更が起こり、2年後の2004年には1級、および準1級の1次試験と、1級から3級の2次試験が一部改定されました。
こういった随時起こる変更は、英検だけではなく、受験者である私たちも変わらなければならないことを示しています。
変更前と変更後の参考書を読み比べ、どこが変わりどこが変わらなかったのかを理解して学習に取り組めば、合格の確率は飛躍します。
英検取得のメリット
英検を受験する動機は人によって様々です。自分の英語力を試したいと思って受ける人もいれば、学校や職場で進学や昇進のために受ける人もいるでしょう。
しかし、大部分の受験者はやはりキャリアアップの一環として受ける人が多いようです。具体的に言えば、進学や就職の際の受験申込書や履歴書に記載して、自分をアピールするためです。もちろん、英検を持っているだけではあまり意味はありませんが、英検の特定級の取得者に対して優遇措置を取っている大学や企業は多くあります。
例えば、準2級以上を取得しているものに対し、必修である語学課目を免除する大学があることは広く知られています(英検ホームページ http://www.eiken.or.jp に優遇校一覧が公開されています)。
また、企業の中にはTOEICや英検における一定のスコア、または級の取得を昇進の条件として設定しているところもあります。こういったメリットに関しては、各級の攻略法の中で詳しく触れています。
絶対攻略!英検 ~英検概要~
試験日と受験方法
英検は(財)日本英語検定協会により実施されており、試験は年3回(6月・10月・1月)行われます。
5級と4級までは一度の試験のみが行われ、3級からは1次試験の1ヶ月後に2次試験(面接)が行われます。
一度1次試験に合格すれば、2次試験に落ちても、申請を行えば1年間は1次試験が以降の受験で免除されます。
受験資格は特に定められておらず、すべての人間が受験することが可能です。
申し込み方法は、特約書店やインターネット、コンビニエンスストアに設置してある情報端末機から申し込む個人受験と、学校や塾、英会話教室、企業などで行う団体受験があります。
英検の受験料は各級によって異なり、級が高くなるに連れ、値段も高くなります。
自分の所属する塾や会社が英検の「準会場」に指定されている場合には、個人受験をするよりも安く受けることができますので、先生や上司から受験を持ちかけられれば積極的に受けましょう。
5級のレベル
英検5級の問題は中学初級(第1学年)程度の単語と熟語約600字で構成されており、英語にあまり馴染みがない人でも、問題がやさしく見えると思います。そのため、英会話学校に通っていた小学生などが、中学での英語学習への準備として受験するのにうってつけです。ですので、ここでは主に中学入学を控えた小学生が受験する際のことを想定して、話を進めていきたいと思います。
リーディング部門
5級には長文問題はなく、語句補充と語句整序(並び替え)のみです。文法も、中学1年生が習う程度のものが中心ですので、問題、選択肢ともにすべて現在形(および進行形)のみ使用されています。熟語も中学英語の教科書で最初の方に習い、誰しもが耳にしたことがあるものばかりです。
ポイントとしては、代名詞の変化(例:I→my, me, mine)が挙げられます。英語学習を始めた頃はこの変化がなかなか理解できず、間違いを犯してしまいがちです。筆者は塾で講師をしていた経験がありますが、受験を控えた中学3年生でも、理解できていない生徒が多くいました。代名詞はどんな英文にも必ず出てくる言葉ですので、ここで使い方をマスターしておく必要があります。
リスニング部門
リスニングの問題は大きく分けて3つあります。まず、イラストの場面に合う会話を聴き、その内容に一致する答えを選ぶ問題です。これは、疑問詞(whatやhowなど、いわゆる5W1H)を使った質問が多いですので、これを使った疑問文とそれに対する答え方をしっかりと学習しておきましょう。
次に短い会話の内容を聴いてその内容に関する問題があります。そして最後に、英文を3つ聴き、その中からイラストに合う一文を選択する問題です。値段や日付などの数字、人や動物の名前がカギとなりますので、それらを聴き逃さないようにしましょう。
英会話学校に通っていた子どもであれば、5級レベルのリスニング問題は簡単かもしれません。しかし、そういった学校に通っていない一般の子どもが英語を耳にする機会は中学に入るまではほとんどないと思います。ですので、初めて英語を「耳にする」ことになるため、いつもより緊張したり、悪ければ取り乱したりしてしまうかもしれません。こういったことを防ぐためにも、英文を読む練習だけでなく、聞く、そしてそれを口に出してまねるということを、受験準備の段階で心がけておくと良いでしょう。
5級取得のメリット
5級を取れば、まずは無事に英語の門を通ることができたと考えてよいでしょう。
中学での英語学習が非常に楽になると思います。ただ、あくまで「入り口」に過ぎませんので、さらに上の級を目指して、英語を学んでいきましょう。点数の内訳は、リーディング、リスニングともに各問題1点ずつの配点がなされており、各部門合計25点の50点満点。合格ラインは6割前後と言われています。
1次試験について
まず、3級との違いを述べたいと思います。
リーディングでは、3級で出題された4種類の問題に、もう一つ「長文の語句補充問題」が加わります。どういうものかと言いますと、英文で表示される二者(AとB)の会話に、AまたはBの応答が空欄になっている所があり、そこに選択肢から適切と思われる一文を挿入するという問題です。一見すると難しいように思えますが、その多くは空欄の直前の文を見れば答えを導き出せるものが多いようです。
気になる文法ですが、高校2年生までに習うものが使われています。その中でも多くの人たちが頭を抱えるのが仮定法でしょう。
仮定法は、翻訳や通訳を仕事としている人たちでも、完全に使いこなせるのはほんの一部です。中学で習う、ifを使った仮定法現在だけであれば簡単なのですが、準2級では仮定法過去、仮定法過去完了(この2つの名前を聞いただけで、何か嫌な思いをする人もいるかもしれませんね)を使った文章や、wishやwithoutなどを使う様々な仮定法が出題されます。筆者は翻訳をしており、その経験から言わせてもらえば、仮定法は「なんとなくわかる」では絶対に理解できません。問題集の問題を何度も解き、克服しましょう。
リスニングにも一部変更点があります。
会話の応答文問題ですが、3級まであったイラストが消え、完全に聴覚のみが頼りとなる問題になっています。また、文の内容一致選択の文章も、3級までは4文程度でしたが、準2級では6文ほどで構成されています。つまり、今までよりも格段に放送される内容が多くなり、それに伴って、受験者が聞き取らなければならない情報も多くなっているということです。
2次試験について
2次試験は3級と同じ形式で行われます。面接時間も約6分と3級と全く同じです。
準2級の2次試験における特徴として、howeverやinsteadなど、逆説を述べるための言葉が問題カードの英文の中で使用されていることが挙げられます。これはつまり、長所と短所が明白にあるもの(例:クレジットカード)がトピックとして出題されるということですので、普段から色々なものの長所と短所について考えておくと試験の際に役立つでしょう。
準2級取得のメリット
準2級は学生、特に高校生にとっては非常に魅力的な資格です。というのも、大学の中には準2級以上の取得者に対し、様々な優遇措置をとっているところがあるからです。例えば、大学や短大などでの英語試験免除や、入学後の語学の授業の免除などです。つまり、準2級以上を持っておくと、受験や大学生活での負担が軽くなるのです。ですので、なんとしても高校在学中に取得しておきましょう。合格ラインは75点満点中の6割と言われています。
ほんやく検定とは
「ほんやく検定」の名を耳にしたことがありますか?
翻訳や通訳に関わっているのであれば、間違いなく聞いたことがある資格でしょうが、一般の人にとっては馴染みのない資格かもしれません。
ほんやく検定は、日本翻訳連盟(JTF)が主催する検定で、その名の通り、翻訳の能力を評価する試験です。翻訳者は仕事を翻訳会社から依頼されるのですが、その翻訳会社が翻訳者を登録または採用する際に行う試験にトライアルというものがあります。このトライアルでは、語学力だけでなく、翻訳に必要とされる専門知識や文章構成能力などが審査されます。外国語ができれば翻訳や通訳ができる、という考えが広く持たれているようですが、それは大きな誤解なのです。
ほんやく検定は、このトライアルの模擬試験のようなものです。採点はプロの翻訳者や翻訳会社の関係者により、非常に厳しく行われます。ですので、ほんやく検定で高い評価を得ることができれば、それに続いて本番――翻訳会社によるトライアルの受験を考慮してしても良いでしょう。
試験内容
ほんやく検定では、受験者はまず英日翻訳か日英翻訳かを選択し、その後「科学技術」や「特許」など、6つの問題分野から1つ選んで受験します。翻訳者は英語ができるだけでは意味がなく、何か1つ自分の専門分野を持っていなければなりません。ほんやく検定の問題として採用されている分野は、どれも実際の翻訳現場でのデマンドが大きいものばかりなので、この中から自分が極めていきたい分野を選択しましょう。
ほんやく検定最大の特徴は、英検やTOEICと違い、辞書や本、パソコンなどの持込みが許可されている点です。これは、実際の翻訳作業を想定しているためで、ここから、ほんやく検定がただの英語力を測定する試験ではないことがよくわかります。また、試験会場に足を運ばずとも、自宅からのインターネット受験も可能です。
級の分け方も独特です。5級・4級というのは英検と同じですが、3級以降は「実務レベル」として同じ試験で測定されます。つまり、どれだけ難しい問題を解いたか、ではなく、訳の上手さで3~1級を判定するのです。
3級は完成度の面では劣るものの、なんとか実務で通用するレベル、2級は十分に実務をこなせるレベル、そして1級はまさに第1級の翻訳者として活躍できるレベルであるとされています。
実務レベルで認定されるには
翻訳検定の攻略法は、そのまま実務の翻訳作業に通用します。
第1に、英語力だけでなく、自分が受験する分野の専門知識がないといけません。普段から、自分が受験したい分野の雑誌や書籍を読み、専門用語や文体(特許や法律で受験するのであれば、これは必須です)日本語・英語の両方で表現できるようにしておきましょう。
第2に、リサーチ力をつけることです。リサーチをする上で欠かせないのがインターネットです。実際の翻訳では、日本語に訳しにくい用語や普通の人はあまり耳にしない専門用語が出てきます。そういった際には、Yahoo!やGoogleなどの検索サイトで絞込み検索(フレーズ検索)が非常に役に立ちます。また、インターネット上には様々な分野の専門用語をまとめたサイトが数多くありますから、受験前に目を通しておきましょう。
第3に、英日で受験するのであれば日本語力を強化することです。翻訳は英語ができればいいと思われがちですが、訳文は当然日本語で読むことになるので、直訳では全く理解できない文章になってしまいます。日本語では特に「てにをは」を使いこなすことが重要となりますので、普段から日記をつけるなどして日本語力を養っておきましょう。
ほんやく検定取得のメリット
数多くの翻訳会社が、ほんやく検定2級以上の取得者に対し、トライアルの免除などの優遇をしています。翻訳業界に参入する人の数は年々増えていますが、1つの翻訳会社には何百、何千という翻訳者が登録されており、定期的に仕事をもらえるのはほんの一部だけです。ですので、ほんやく検定を取得して仕事ができることをアピールすれば、大きなアドバンテージとなることでしょう。
漢字検定を受けてみたい!と決心したものの、いったいどこから手をつければいいの、と勉強方法に迷う方も多いかもしれません。
でも、大丈夫。
まずは、無理のない級から受験してみましょう。
一つ合格する事により、自信と達成感が生まれ、もっと上の級に向けて挑戦する意欲が湧いてくることでしょう。
年間、実に200万人を超える方が受験している漢字検定。
最近は認知度も高まり、書店をのぞいてみても、ガイドブック・問題集の豊富さは他の検定の比ではなく、特別コーナーを設けている所すらあるのです。
内容はそれぞれですが、種類が豊富ですし、級別になっているものや、過去の出題傾向を徹底的に分析されているものばかり。
無理なく効率的に実力をつけるには、まずは書店に足を運び、実際に手にとってみる事をお勧めします。
検定のイメージもつかめますし、自分に合った内容のものがきっと見つけられる筈です。
例えば受験まで一ヶ月しかない!という人向けに、一ヶ月調度で勉強出来るように、全体を30回分に区切ってある問題集もあります。
実際に教材や問題集を手にいれたら、確実に漢字検定の勉強の為に使える時間を作る努力をしましょう。
誰にでもやるべき事や、予定は色々ありますが、毎日30分でも1時間でも、漢検専用タイムを作るのです。
起床時間を早くして、その時間をあてるのもお勧めです。
朝は頭もすっきり。
周囲も静かで、集中するには最適な時間帯です。
電車やバスで通勤・通学をされている方は、移動時間も活用出来ます。
具体的な勉強方法ですが、とにかく、問題集をひたすら解いていくのが、一番ではないでしょうか。
それも、直接問題集に答えを書き込むのではなく、別のノートを用意して、そちらに記入していくのです。
そうすれば、同じ問題を何度でも繰り返し解く事が出来ます。
気を付けて頂きたいことは、いくら良い問題集を手に入れて真面目に取り組んでいても、やりっ放しでは余り効果がない場合もあるということです。
必ず答え合わせをし、間違えた問題には印をつけておいて、二回目はそれだけを集中的にやるとか、無駄なく確実に力がつく方法を取ることが大切です。
なお、平成18年9月には、某メーカーの携帯ゲーム機用の漢字検定過去問題対策ソフトまで発売されました。
これには過去の問題が25,000問も収録されているとの事。いつでもどこでも構えずに手軽に勉強出来るのは魅力です。
ゲーム感覚で取り組んだ方が、はかどるタイプの方はぜひ利用されてみては如何でしょうか?
漢字能力検定試験は、毎年6月、10月、1月又は2月の、年三回、いずれも日曜日に、全国各地の公開会場や、あらかじめ協会から承認を受けた準会場で実施され、実施日ごとに検定問題は異なります。
受検資格に制限はありません。
受検するには、個人で出願する個人受検と、一定数(10名以上)のまとまった受検者数が必要ですが、学校・企業・その他団体などを通して出願する団体受検の二つの方法があります。
団体申し込みを扱っているか否かは、所属学校の国語科の先生や、企業の人事担当者に確認するとよいでしょう。
なお、団体の場合、公開会場での受検のほか、自分の所属する学校や企業内で受検できる準会場という制度もあります。
準会場になっている団体は、関係者のみ受検可能な所もあれば外部からの個人も受け付ける所もあり、対応はさまざまです。
公開会場が遠い為、準会場での受検を希望したい、という場合もあるかと思われますが、協会では各準会場の対応状況までは情報開示をしていないようです。
私塾等、可能性のありそうな所に、個人で問い合わせるのが、手間はかかりますが確実です。
ただし、1級と準1級については、公開会場でのみ受検可能ですので、ご注意下さい。
受検までの基本的な流れは、個人受検の場合、以下のようになります。
① 実施要項と願書を入手...取り扱い書店で入手。または願書送付用封筒(長形3号の定型封筒に請求者の住所・氏名を記入の上、90円切手を貼ったもの)を同封し、表に「願書請求」と朱書きの上、協会事務局に請求して下さい。
② 願書を提出...願書と検定料を現金書留で協会へ郵送または持参。取り扱い書店に検定料を払い込む方法もあります。
★検定実施時間が異なる4つの級まで受検可能。その場合は受検級ごとに願書を準備し、合計の検定料を一括納付します。
★受検願書の受付期間は検定日の約3ヶ月前から1ヶ月前までで、締切日厳守です。
書店での受付期間と、郵送等での協会必着日は若干の差がありますので、注意して下さい。
必着日以降に到着したものは受付不可となります。
③ 受検票到着...受検票は検定日の1週間前頃までに郵送されます。
万一、検定間近になっても到着しない場合は、協会本部に問い合わせましょう。
④ 検定受検...会場は各都道府県に公開会場が設置されており、希望会場を選択可能。
団体受検等、準会場での受検が可能な場合もあります。検定時間は60分。
⑤ 合否結果通知到着...検定実施後40日程度で、合格者には「合格証書・合格証明書」が、受検者全員に「検定結果通知」が郵送されます。
今や情報社会。以前よりどんな情報を収集するのも確実に便利になっています。
検定名を入力してインターネットで検索しても、たくさんのサイトがあり、さまざまな情報を入手出来ますので、参考になさるのもよい方法です。
ただし、最新かつ正確な情報の収集には、主催者である財団法人 日本漢字能力検定協会に直接問い合わせたり、協会の公式ホーム・ページにアクセスしたりする事が最適でしょう。
というのも、書店で売られている対策本やガイドブック、問題集等や、各種サイトにも、検定の内容や受検方法等は記載してありますが、最新の情報であるかどうかは、確認する必要があるからです。
例えば平成18年の第一回の試験から、10級と9級の二つの段階が新たに設けられています。
これはかつて児童漢字検定として扱われていた段階を、名称統合した経緯があるため、大きな変化とは言えないかもしれませんが、この情報は、平成19年版として販売されている、ある問題集の受検情報には掲載されていませんでした。
発行日が平成17年の年末となっていますので無理もないことですが、これから新たに問題集等の購入を検討する際には、なるべく発行日が遅いものの方が新しい情報に対応している可能性が高いのは言うまでもありません。
種類がたくさんあるため、選ぶに際しては迷いがちですが、最新の出題形式で編集されており、なおかつ最新の受検情報が載っているもの、という視点から選ぶのが間違いなさそうです。
漢字能力検定協会本体が発刊している問題集もあるので、要チェックです。
時々古本屋などで、使い終わった問題集が販売されているのを見かけることがあります。
確かに値段も安価で購入しやすいし、漢字自体の勉強は出来ますので、ないよりはあった方がよいかもしれませんが、掲載されている問題自体が現在の出題形式と異なっている可能性もありうるので、確認の上、活用することが望ましいでしょう。
知る人ぞ知る話ですが、かつて漢字検定には1級の上に「段」が存在していた時期もあったのです。
今後も級の見直しや、出題内容の変更等が全くないとは言い切れません。
受検者の立場としては、なるべく最新の情報を仕入れて対応するのが何よりも大切なことです。
手持ちの問題集等の掲載情報も、そのまま鵜呑みにするのではなく、変更点はないか、確認する位の気持ちで臨んだ方が、結果も期待出来るというものではないでしょうか。
漢字検定の試験時間は60分。全ての級が同じ時間です。
筆記試験で確実に得点するためには、採点基準を熟知しておく必要があります。
平成18年第1回より、採点基準は以下のようになっています。
① 字種・字体...(1)2級から10級の解答は、内閣訓令・告示「常用漢字表」による。ただ
し、旧字体での解答は正答と認めない。
(2)1級・準1級の解答は、「漢字必携1級」(財団法人 日本漢字能力検定協会発行)に示す「標準字体」「許容字体」「旧字体一覧表」による。
② 字の書き方......解答は筆画を正しく、明確に記すこと。くずした字や、乱雑な字は採点
の対象外とする。
③ 読み............(1)2級から10級の解答は、内閣訓令・告示「常用漢字表」による。
(2)1級・準1級の解答には、(1)の規定は該当しない。
④ 仮名遣い......内閣訓令・告示「現代仮名遣い」による。
⑤ 送り仮名......内閣訓令・告示「送り仮名の付け方」による。
⑥ 部首............「漢字必携二級」(財団法人 日本漢字能力検定協会発行)収録の
「部首一覧表と部首別の常用漢字」による。
⑦ 筆順............文部科学省告示「小学校学習指導要領」の「学年別漢字配当表」に示された
漢字については、文部科学省編「筆順の手引き」により、その他の常用漢字については、「漢字必携二級」による。
⑧ 合格基準......1級~2級:200点満点 80%程度
準2級~7級:200点満点、70%程度
8級から10級:150点満点 80%程度
細かい試験内容については、「試験内容について」に記載してありますが、主な試験内容別に、効果的な準備・対策を紹介します。
○読み:問題集等で数多くの問題に取り組む。問題を解いていく中で、判らない字や熟語があったら、必ず漢字辞書を引いて、意味を確認した上で、出来ればノートに写しておく。記憶がより確実になる。実際の試験で、自信がない問題が出た場合、文脈から考えたりして思い出すとよい。空欄を作らないように。
○書き取り:文中の言葉を漢字に直す設問なので、文脈から問われている部分の意味を考えると思い出しやすい。手間がかかっても、読みと同じく数多くの問題に取り組む地道な作業が記憶するには確実。トメやハネにも注意し、正しく書く事が減点されない秘訣。
○部首・部首名:日頃から部首を意識しながら漢字に接する。漢字辞書の表紙の見開きには、部首索引が載っている。これをコピーして、下に部首名や必要な情報を自分で書き込み、目に付く場所に貼ったり、常に手元に携えたりして、徹底的に覚えこむ。辞書には部首解説も載っているので、必ずひと通り目を通す。書いて覚えるとなおよい。部首の成り立ちもわかるので記憶にも残りやすい。
○同音・同訓異字:文の内容から問われている部分の意味を判断して考える。選択肢の中から選ぶ形式なので、他の漢字に惑わされないようにする。同音・同訓の漢字は、普段から意識しながら、確実に使い分けを覚える。
○熟語の構成:熟語の中で、それぞれの漢字がどのような働きをしているかを考える。また、最初に選択肢の内容をしっかり把握する。漢字の意味さえ判っていれば解答出来るものが多い。
○対義語・類義語:漢字力のみならず語彙の豊富さも重要。ひらがなで書いてある選択肢の中から選んであてはめるので、漢字一つ一つを確実に書ける事も必要なので、書く練習もセットにして覚えていく。
○ 四字熟語:四字熟語は意味を考えると成り立ちがわかるので、記憶しやすい。漢字そのものを覚えるのと同時に、言葉の意味や、どんな文脈の中で使われやすいかもセットにして記憶する。何度も書くことが大切。
○ 誤字訂正:意味を考えながら文を読み、間違っている漢字を探す。音が同じだと見落としがちなので、同音異字にも注意する。字の形が似ているものには特に注意。また、意味が似ていて字が微妙に違う言葉もあるので、使い分けをしっかり覚える。どれが違うのか判らない場合、確実なものを消去していって残りから探すのも一つの方法。
○ 送り仮名 :送り仮名の規則には例外もあり、複雑。その例外にもパターンがあるので、繰り返し学習して覚える。正しい訓読みを覚えれば、送り仮名の規則も自然につかめる筈。
文部科学省が、2020年度~2022年度にかけて、小・中・高等学校においてPCやタブレットという情報通信技術(ICT)を用いたICT活用教育を全面的に実施していきます。
今後、学校で行われるすべての授業において、電子黒板やタブレットが盛んに用いられていくことでしょう。それに伴い、塾での授業形態や家庭学習における学習方法も、これまでのものとは大きく異なっていくことが予想されています。
タブレット教材とは?
そもそも、タブレット教材とはタブレット端末を用いた教材のことです。特に、家庭学習教材を販売する会社では、幼児~高校生を対象としたタブレット教材を用意しています。
タブレット教材は、学習専用のタブレットを使用したり、または家庭にある市販のタブレットに教材をダウンロードしたりと、それぞれの家庭に適した方法で学利用することができます。
タブレット教材のメリットデメリット
メリット
タブレット教材には、子供達を学習に取り組ませる仕掛けがあり、ゲームの中に計算問題や漢字の読み書きを組み込み、動画や音声を使用して学習内容をよりわかりやすく伝えようとしています。
それゆえに、子供達は知らず知らずのうちに学習に夢中で取り組むことができます。これは、紙媒体の学習方法ではみられない大きな利点であるでしょう。
タブレットは、画面上に漢字や計算式を直接書いて解答することができ、この点でPC学習よりも便利だといえます。
例えば、解答が間違っていた場合は、その部分を即座に書き直すことが出来て、間違った部分をほっておく心配がありません。
なかには、間違った問題を集めて復習させる機能を有する教材もあり、やりっぱなし・解きっぱなしを防いでくれます。
デメリット
上記のように、すぐに解答が提示されるような問題の場合は、「なぜ間違ったのか?」についてじっくり腰を据えて考える癖はつきづらく、考える力が養われにくいかもしれません。
また、タブレットへの興味が強い子供達の場合、長時間タブレットをみていることがあるので、視力低下の恐れも考えられるでしょう。
加えて、タブレットへ書き込む際に、タッチペンの感度が悪い場合何度も書き直すことがあり、紙に書き込むより余計に時間がかかります。
それは、学習意欲の低下に繋がりかねないといえるでしょう。
タブレット教材を選ぶ際の注意点は?
教材によって、専用のタブレットの貸し出しがあるものとそうでないものがあります。
貸し出しがある場合は、教材費にタブレットのレンタル代も追加されます。
また、タブレットの貸し出しがない場合は、家庭にある市販のタブレットに教材をダウンロードして使用します。
このように、家庭の金銭的事情やタブレットを所有しているかどうかで、選ぶ教材が異なることが考えられるため、注意が必要です。
また、タブレット教材をはじめてつかう場合は、無料体験や体験会に参加することをお勧めします。タブレット教材は、会社によってその内容が大きく異なり、子供の興味を集めるアニメーションの量や、添削サービスの有無などに違いがあります
それに加えて、教材の契約期間が長ければ、教材費の割引が大きくなることや、一定期間以上の契約が行われた場合はタブレット料金が無料になるなど、契約期間によって必要な費用が異なっています。
したがって、お試しでタブレット教材を使用し、子供と教材の相性を確認した後、教材及び契約期間を決定するのがいいでしょう。
読者へのメッセージ
今後、タブレットを用いたICT活用教育が小・中・高等学校で全面的に行われていきます。
これまで、タブレット教材を用いた学習の経験がない親御さん達にとって、タブレット教材を使い始めることは、少し勇気のいることかもしれません。
それゆえに、実際に自分でタブレット教材をみて、タブレット教材のメリット・デメリットを知ることは、今後の子供の教育を考える上で非常に有意義だと思います。
この世間の流れに乗り遅れないためにも、家庭学習用にタブレット教材を率先して取り入れてみるのはいかがでしょうか。
ランキング表記の調査基準は下記を根拠とします
当サイトでは、各サイトのサービス及び、サポート体制の向上を目的として実際にご利用いただきましたお客様対し、アンケート調査を実施いたしましたので結果を報告いたします。
▼調査概要
※調査の企画・設計:勉強資格情報口コミ運営事務局
※勉強サイトに対するユーザーの意識調査
※調査方法 ・調査時期: 2020年04月6日
・調査方法: クラウドソーシングサービスによる アンケート協力
・調査対象地域:全国
・調査対象者: 全国で当サイトに掲載されている勉強サイトの利用経験がある男女 ・有効回答数:100人
※調査結果はこちら
※調査の企画・設計:勉強資格情報口コミ運営事務局
※小学生のタブレット教材に対するユーザーの意識調査
※調査方法 ・調査時期: 2020年05月26日
・調査方法: クラウドソーシングサービスによる アンケート協力
・調査対象地域:全国
・調査対象者: 全国で当サイトに掲載されている小学生のタブレット教材の利用経験がある男女 ・有効回答数:100人
※調査結果はこちら
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