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[PR]絶対攻略!英検3級

1次試験について

 3級からは試験が1次と2次にわかれます。前者はこれまで通りの筆記問題、後者は面接試験です。まずは1次から解説していきましょう。

 筆記問題の形式はこれまでの級と同じですが、文法が難しくなります。というのも、3級の問題には、関係代名詞を使った文章と現在完了の文が出題されるためです。この2つの文法は、中学英語で最も難しいと言っていいほどのもので、それまで英語が得意だった、または好きだった生徒が、このどちらかでつまずいて授業についていけなくなったり、試験で点数を落としたりすることが多いようです。

関係代名詞は、修飾する対象が人なのか、それとも動物や物なのかを確認しましょう。そして次に、それが主格なのか、所有格なのかをしっかりと見極めることが重要です。

 現在完了ですが、動詞の過去分詞への変化を覚えることがカギとなります。過去形と同じものや、原形と変わらないもの、enをつけるものなど、様々な形がありますので、ノートやメモ帳に何度も練習して暗記しましょう。

1次試験について

 2次試験は3級で初めて受けることになるので、全体の流れを説明したいと思います。

 まず、名前を呼ばれて試験室に入ると、簡単な日常会話を持ちかけられます。今日の体調や、会場までの交通手段を聞かれる程度ですので、緊張せずにはっきりと答えましょう。

 その後、英文とイラストが記載されている問題カードが手渡されます。20秒の時間を与えられますので、その間に英文とイラストを確認します。この際、まずは英文のタイトルに目をつけましょう。

 タイトルを見れば、それが何を扱ったものであるかがわかり、そこから、英文の流れを予想することが可能だからです。その後、カードに記載されている英文を音読するように指示されますので、発音に自信がなくても、しっかりと口をあけて大きな声で読みましょう。

音読が終わると、面接官から合計5つの質問がなされます。1つ目は英文の内容に関するもの。2つ目から4つ目はイラストに関する質問。そして5つ目は自分のことに関する質問(普段はどんな本を読むか、自分がイラスト中の人物であれば何をするか、など)です。質問中もカードを見ることができますので、落ち着いて、あせらずにはっきりと声を出して答えましょう。ただ、あまり見すぎると下に声が行ってしまい、面接官の目に自信がないように映りますので、最初の20秒間と音読の間に英文とイラストの内容を覚えてしまうと良いでしょう。

3級取得のメリット

 3級の問題は、中学卒業までに習う単語や文法で構成されています。ですので、高校受験を控えた現役の中学3年生にとっては、これまでの復習ができ、自分の弱点を知ることができる、非常に有益な級です。

 3級を取得できれば、本番に向けて大きな自信をつけることができるでしょう。また、高校や大学を卒業して以来、英語に全く関わっていなかった社会人の方々が、英語の必要性を感じた際に力試しとして受験するのにもうってつけです。グローバル化ということが言われて久しい昨今、英語と言うのはもはや特別な人たちのものだけではなくなってきています。ビジネス用の英語を身につける際に、3級を取得しておけば学習が楽になるでしょう。