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[PR]絶対攻略!英検5級

5級のレベル

 英検5級の問題は中学初級(第1学年)程度の単語と熟語約600字で構成されており、英語にあまり馴染みがない人でも、問題がやさしく見えると思います。そのため、英会話学校に通っていた小学生などが、中学での英語学習への準備として受験するのにうってつけです。ですので、ここでは主に中学入学を控えた小学生が受験する際のことを想定して、話を進めていきたいと思います。

リーディング部門

5級には長文問題はなく、語句補充と語句整序(並び替え)のみです。文法も、中学1年生が習う程度のものが中心ですので、問題、選択肢ともにすべて現在形(および進行形)のみ使用されています。熟語も中学英語の教科書で最初の方に習い、誰しもが耳にしたことがあるものばかりです。

 ポイントとしては、代名詞の変化(例:I→my, me, mine)が挙げられます。英語学習を始めた頃はこの変化がなかなか理解できず、間違いを犯してしまいがちです。筆者は塾で講師をしていた経験がありますが、受験を控えた中学3年生でも、理解できていない生徒が多くいました。代名詞はどんな英文にも必ず出てくる言葉ですので、ここで使い方をマスターしておく必要があります。

リスニング部門

 リスニングの問題は大きく分けて3つあります。まず、イラストの場面に合う会話を聴き、その内容に一致する答えを選ぶ問題です。これは、疑問詞(whatやhowなど、いわゆる5W1H)を使った質問が多いですので、これを使った疑問文とそれに対する答え方をしっかりと学習しておきましょう。

 次に短い会話の内容を聴いてその内容に関する問題があります。そして最後に、英文を3つ聴き、その中からイラストに合う一文を選択する問題です。値段や日付などの数字、人や動物の名前がカギとなりますので、それらを聴き逃さないようにしましょう。

 英会話学校に通っていた子どもであれば、5級レベルのリスニング問題は簡単かもしれません。しかし、そういった学校に通っていない一般の子どもが英語を耳にする機会は中学に入るまではほとんどないと思います。ですので、初めて英語を「耳にする」ことになるため、いつもより緊張したり、悪ければ取り乱したりしてしまうかもしれません。こういったことを防ぐためにも、英文を読む練習だけでなく、聞く、そしてそれを口に出してまねるということを、受験準備の段階で心がけておくと良いでしょう。


5級取得のメリット

5級を取れば、まずは無事に英語の門を通ることができたと考えてよいでしょう。

 中学での英語学習が非常に楽になると思います。ただ、あくまで「入り口」に過ぎませんので、さらに上の級を目指して、英語を学んでいきましょう。点数の内訳は、リーディング、リスニングともに各問題1点ずつの配点がなされており、各部門合計25点の50点満点。合格ラインは6割前後と言われています。