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[PR]絶対攻略!英検4級

4級のレベルとリーディング部門について

 まず、5級と4級の違いを述べたいと思います。
5級のレベルは中学初級(1年)程度でしたが、4級のレベルは少し上がって中学中級(2年)程度で、過去形と未来形、そしてwillやcan、mayなどの助動詞を使った文章が入ってきます。

 ですので、動詞を過去形にする際の語尾の変化方法(dまたはedをつける規則変化、bring→broughtなどの不規則変化)や、助動詞の後は動詞の原形が来ることをきちんと理解できているかどうかがポイントとなってきます。

 動詞の過去形は不規則変化が難しく、これを覚えることができずに中学第2学年を終えてしまう生徒も多くいます。

 しかし、過去形を覚えられないと今後の級で登場する過去分詞を覚えることもできないので、何度もノートやメモ帳に書いて頭に入れましょう。

 もう一つ、5級と4級との明確な違いは、リーディング問題にあります。5級のリーディングは、語句補充問題と語句整序(並び替え)問題の2つでしたが、4級ではこれらに長文問題が加わります。長文問題の内容は、手紙や掲示物などです。

リスニング部門について

 リスニング部門でも、5級との変更点があります。イラスト問題と会話問題に加え、やや長い文章を聞き、その内容に関する質問に答える問題が設けられています。

 長文聞き取り問題を解くコツは、集中力を切らさないことです。1つや2つ、聞き取れない、またはわからない単語が出てきても、そこで諦めずに最後まで聞くようにしましょう。

 多少聞き取れなくても、その他の単語や全体の流れから推測ができるからです。ただ、あまりにも聞き取れないとそういった推測もできませんので、リスニング力が弱いと感じている人は、過去問や問題集に付属されているCDで練習をしておきましょう。

4級取得のメリット

 先に述べたように、英検4級の問題は、中学2年生までに習う単語や文法を中心として構成されていますので、中学3年生が今まで習ってきたことを復習するのに役立つことでしょう。

 塾に行っているのであれば、その教室が団体受験会場に指定されている可能性があり、受験を促されるかもしれません。もし受験の誘いがあれば、積極的に受けてみましょう。

 5級および4級で出題される内容は英語の基礎中の基礎であり、ここをきちんと理解していなければ、以降の学習に支障をきたし、英語を嫌いになる可能性さえあります。

 点数配分はリーディング部門35点とリスニング部門30点(各問題1点)の合計65点満点。合格ラインは7割と言われています。8・9割の点数を取ることができれば、中学2年までの内容は完璧にマスターできていると考えても良いでしょう。