取扱種類
対象年齢
無料体験
キャンペーン

[PR]英検(英語検定)とは

 英検について詳しく述べる前に、1つ質問をしたいと思います。


 「英検」の正式名称は何でしょうか?


 「英語検定」や「英語検定試験」といった答えが返ってきそうですね。

 「英検」の正式名称は、「実用英語技能検定」と言います。

 なぜこのような質問をしたかというと、もちろん、正式名称を知って欲しいと願う気持ちもありますが、「実用」という言葉がつくことを知って欲しかったためです。

 つまり、英検は実用的な英語能力を受験者が身に付けることを第一義としているのです。無味乾燥な試験のための勉強ではなく、国際社会で通用する英語力を養うための試験なのです。

 英検は1963年に第1回が実施されて以来、40数年にわたって行われてきており、英語の四技能である「読む・書く・聞く・話す」を客観的に測定する手段として、社会から高い評価を受けています。

 現在の年間受験者数は約250万人とされており、英検がTOEICと双璧をなす英語の資格であることが明確にわかります。

変わる英検

 英検が他の資格試験と異なる点は、頻繁に問題の改定が行われることです。

 1994年には児童英検と準2級が創設され、1997年には「よりコミュニカティブへ」をキーワードに英検全体が刷新されました。

 2002年には3級以下の出題形式への大幅変更が起こり、2年後の2004年には1級、および準1級の1次試験と、1級から3級の2次試験が一部改定されました。

 こういった随時起こる変更は、英検だけではなく、受験者である私たちも変わらなければならないことを示しています。

 変更前と変更後の参考書を読み比べ、どこが変わりどこが変わらなかったのかを理解して学習に取り組めば、合格の確率は飛躍します。

英検取得のメリット

 英検を受験する動機は人によって様々です。自分の英語力を試したいと思って受ける人もいれば、学校や職場で進学や昇進のために受ける人もいるでしょう。

 しかし、大部分の受験者はやはりキャリアアップの一環として受ける人が多いようです。具体的に言えば、進学や就職の際の受験申込書や履歴書に記載して、自分をアピールするためです。もちろん、英検を持っているだけではあまり意味はありませんが、英検の特定級の取得者に対して優遇措置を取っている大学や企業は多くあります。

 例えば、準2級以上を取得しているものに対し、必修である語学課目を免除する大学があることは広く知られています(英検ホームページ http://www.eiken.or.jp に優遇校一覧が公開されています)。

 また、企業の中にはTOEICや英検における一定のスコア、または級の取得を昇進の条件として設定しているところもあります。こういったメリットに関しては、各級の攻略法の中で詳しく触れています。