取扱種類
対象年齢
無料体験
キャンペーン

[PR]絶対攻略!英検2級

一次試験について

 英検2級は高校卒業から大学二年生をその対象としています。ですので、高校で習った単語や熟語だけではすべての問題を解くことができません。普段から学校の課題以外でどれほど英語を使っているかが、そのまま合否を分けることになるでしょう。問題はリーディング、リスニング両部門合わせて75点(各1点)です。

 準2級との違いは、リーディング部門から「会話の空所補充問題」が、リスニング部門から「会話の応答文選択問題」が消えていることです。しかし、問題の数は前75問と変わらないので、他の部分が増えていることになります。

 リーディング部門の勉強方法として、洋書を読むことが挙げられます。と言っても、いきなり『ハリー・ポッター』シリーズのような難度の高い作品を読むわけではありません。大型書店に行けば、TOEICのレベルで分類してある本がありますので、その中から一冊選んで読んでみるのです。こうすれば高校の教科書や参考書で出てくる以外の単語や熟語を目にすることができますし、長文を読む練習にもなります。わからない部分は訳本を見ましょう。

 リスニング部門には、2級から気をつけたい質問が出てきます。それは、"What will A(人名) do~?(Aは何をするつもりでしょうか?)"という形の質問です。これまでのリスニング問題は、聞こえてくる文章の中に答えがあり、それが選択肢の中にありました。ですが、この問題はその前までの会話の内容を理解していなければならず、選択肢を見て初めて解答がわかるので、少々やっかいな問題です。

 この形の問題への対策として、会話の最後の部分に集中するという方法があります。2級に限らず、リスニング問題の答えというものは、そのほとんどが最後の2文にあります。ですので、会話の最初の方が多少聞き取れなかったとしても、最後の方はじっくり集中して聞いてみてください。必ず答えが見つかるはずです。

2次試験について

 2次試験の形式は準2級と同じですが、若干の変更点があります。

 準2級までは、1コマで示されたイラストが使用されましたが、2級では時系列に3コマで示されたイラストになります。つまり、短い物語になっているわけですから、全体の流れ(何が、どう進展して、その結果どうなったのか)というものを掴まなくてはならないということになります。そのため、与えられる20秒間でどれだけそれができるかが勝負になりますので、練習をしっかりしておきましょう。質問は4つほどで、カードに書いてある英文に関する質問、イラストに関する質問、そして自分に関する質問の順に聞かれます。

2級取得のメリット

 英検2級は、大学生ならぜひ取得しておきたい資格の一つです。というのも、就職活動の際のアピールポイントとなるのがこの2級からだからです。2級は、企業で取り扱う英字資料や書類を読むことができるレベルです(もちろん、自分が属する業界の専門知識が必要となりますが)。従って、大げさかもしれませんが、2級からが本当の「実用」英語技能検定と言えるでしょう。

 合格ラインは75点満点中の6割程度と言われています。8割から9割取れれば、次の準1級も比較的楽に取得することができるでしょう。