[PR]漢字検定と就職について
景気は回復途上とはいうものの、雇用の現場は依然厳しい状況ですね。
男性の場合もそうですし、女性の場合は特に、新卒の際はともかく、結婚や出産後にブランクがあってから再就職しようと思っても想像以上に難しいのが現実。
こんな時代だからこそ、たとえ希望のお仕事に応募者が殺到して、「どんぐりの背比べ」状態になっても、何かアピール出来るものがあれば、頭一つでもリード出来るのでは。
そう、「いざ」という時にこそ、資格が大きな武器になるのです。
学生時代に漢字検定一級を取得していた私は、結婚後の再就職で、見事難関突破という体験をしました。
もともとは、漢字が好きだったのと、日本で働く以上、取っておいて損はない資格、という気持ちで取得したのですが、あとあとこれほど役に立つとは、正直思っていませんでした。
もちろん、取得までには、涙、涙の猛勉強はありましたけどね。
私の経験では、マスコミ関係では間違いなく歓迎される資格だと思います。
例えば、広告代理店の募集に応募した時のこと。面接期間が三日間も設けられている状態で、面接の最後に「応募者が多いので、もしもご縁がなかったらごめんなさいね」とのお言葉もあり、少々諦めムードで帰宅。
ところが後日、まさかの採用連絡が!
どうやら漢字検定を取得者は私一人だったらしく、それが決め手で即戦力になると考えて頂けたそうです。
確かに広告代理店の業務には、文字情報が欠かせません。一文字のミスでも命取りになりかねない、ある意味厳しい業界です。
漢字が得意であれば、原稿の段階での誤字や、誤った表記にも気付きやすくなりますので、間違った情報を流すのを未然に防ぐ事が出来る可能性が高いと判断された訳です。
実は、この資格には思わぬ副産物もありました。
漢字全般はもとより文章自体にも気を配れる様になった事です。
育児中の現在は、時間のゆとりを求めて在宅の仕事を探したのですが、出版社から印刷物の校正の仕事を頂くことが出来ました。
その募集の際は、駄目元で応募したにも関わらず、漢字検定一級取得者である事と、これまでの経歴が物を言い、簡単な文字校正業務を任せて貰っています。
まだ校正記号に関しては勉強途上です。でも、仕事って一つの資格をきっかけにどんどん広がっていくのだなと、改めて実感しています。
漢字が好きな方、マスコミ関係に興味がある方はもちろん、どんな業界への就職にも役立つと自信を持ってお勧め!します。